１．「企業内転勤」の概要
「企業内転勤」は、企業活動の国際的展開に対応し、人事異動により外国の事業所から日本の事業所に転勤する専門技術者等を受け入れるために設けられた在留資格です。
２．「企業内転勤」の在留資格該当性
「日本に本店、支店その他の事業所のある公私の機関の外国にある事業所の職員が、日本にある事業所に期間を定めて転勤して当該事業所において行う「技術」又は「人文知識・国際業務」に該当する活動」
「企業内転勤」は、特定の事業所においてという制限はあるものの、「技術」の在留資格に基づき行うことができる活動と、「人文知識・国際業務」の在留資格に基づき行うことができる活動の双方を行うことができます。
３．上陸許可基準
以下のいずれにも該当していることとされています。
① 転勤の直前に、外国にある本店、支店、その他事業所において「技術」又は「人文知識・国際業務」の業務に従事している場合で、その期間が継続して１年以上あること。
② 日本人が従事する場合に受ける報酬と同等額以上の報酬を受けること。
※「企業内転勤」は、「技術」や「人文知識・国際業務」で要求される程度の学歴要件や実務経験は要求されません。
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