１．「技能」の概要
「技能」は、外国の熟練技能労働者を受け入れるために設けられた在留資格です。
具体的には、外国料理の調理、宝石・貴金属・毛皮の加工、動物の調教、航空機の操縦、スポーツの指導、ワインの鑑定等の熟練した技能を要する業務に従事する外国人がこの在留資格に該当します。
２．「技能」の在留資格該当性
「日本の公私の機関との契約に基づいて行う、産業上の特殊な分野に属する熟練した技能を要する業務に従事する活動」
３．上陸許可基準
以下のいずれかに該当し、日本人が従事する場合に受ける報酬と同等額以上の報酬を受けることとされています。
① 外国料理の調理師（１号）
原則として１０年以上の実務経験（タイ王国の料理人は原則として５年）
② 外国に特有の建物（ゴシック、ロマネスク等）の建築技術者（２号）
原則として１０年以上の実務経験
③ 外国製品（ペルシャ絨毯等）の製造・修理（３号）
原則として１０年以上の実務経験
④ 宝石・貴金属・毛皮加工（４号）
原則として１０年以上の実務経験
⑤ 動物の調教師（５号）
原則として１０年以上の実務経験
⑥ スポーツ指導者（８号）
原則として３年以上の実務経験
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